【元不登校が語る】学校に行きたくないときはどうすればいい?
はじめに 学校にいきたくない…
全国の学生のみなさん、いつもお疲れ様です。
はじめまして。baysyouといいます。
突然ですが、みなさんは学校に行くことを楽しめてますか?
「学校に行きたくない…」
そんな気持ちはありませんか?
また、学校に行きたくない!と思ったけど、こんなふうに悩むこともあると思います。
学校に行きたくないけど、どうしたらいいかわからない
ひょっとしたらこのまま学校に行けなくなっちゃう?
どうしても学校に行かないといけない?
私は元不登校児童でした。私も、学校に行きたくないと思ったときはどうしたらいいのかわからず、だれになんて伝えればいいの?と悩みました。
将来の不安も感じるようになりました。
ですが、大人になった今では、不登校の子どもたちに伝えたいことがあります。
それは、
①選択肢があること
②相談すること
⓷好きなことをやること
以上3点の大切さです。
この記事では、「学校に行きたくない!」
と思う子どもたちに対して、元不登校児童の私目線で語っていきます。
選択肢はたくさんある
まず伝えたいことは、選択肢についてです。
学校に行きたくないと思うと、どうしたらいいかわからず将来を悲観してしまう時があります。
ただ、ひとくちに選択肢があるといっても「具体的にはなにがあるんだよ!」
と思われるでしょう。私が伝えたい選択肢は主に3つの方向性があります。
①学校へ行くようにする
②学校はとりあえず一日休んで相談する
⓷しばらく学校に行かないで環境を整える
以上の3つの方向性を踏まえると、このような選択肢があります。
選択肢 | 心理的ハードル | 方向性 |
自問自答 | 低い | ①、② |
仮病 | 低い | ② |
友だちに連絡 | 高い~低い | ①、② |
家族に相談 | 高い~低い | ①、②、③ |
着替える | 高い~低い | ① |
朝ごはんを食べる | 高い~低い | ① |
近くの相談機関を調べる | 低い | ②、③ |
好きな音楽を聴く | 低い | ①、②、③ |
選択肢ごとに、実行する心理的ハードルと先ほど述べた方向性を私の主観ですがまとめてみました。
この中のどれも実行できなさそうで、布団から出られないという場合は、学校を休みお近くの心療内科もしくは精神科を受診することを勧めます。
そして、いずれの選択肢を実行するときに意識してほしいのは
「自分を責めないこと」です。
自責的な思考に陥ると、自己肯定感は下がり「学校に行かなければ」という気持ちが強くなりがちです。
あえて、自分を責めず
「今まで頑張ってきたから今日くらいいいかな…」
という気持ちで行動できると気が楽になると思います。
人生終わった?そう思う前に相談だ!
学校に行きたくない、学校に行けてないという状態が続くと
「人生終わった…」
という悲観的な思考に陥りがちです。
そうなる前に行ってほしいことは、信頼できる人物・場所に相談することです。
そう言われても、どこに相談すればいいの?
このように思われる子どももいると思います。
そこでまず、先ほどの表のように心理的ハードルを含めて相談先をまとめてみたいと思います。
主な相談先 | 心理的ハードル | 方向性 | URL |
保護者・家族 | 低い~高い | ①、②、③ | |
担任の先生 | 高い | ②、③ | |
スクールカウンセラー | 低い | ①、②、⓷ | |
フリースクールの職員 | 低い | ⓷ | |
児童相談所 | 高い | ②、③ | https://www.cfa.go.jp/policies/jidougyakutai/jisou-ichiran |
ひきこもり地域支援センター | 低い | ①、②、⓷ | https://hikikomori-voice-station.mhlw.go.jp/support/ |
24時間子供SOSダイヤル | 低い | ①、②、⓷ | https://www.mext.go.jp/ijime/detail/dial.htm |
他にも様々な相談先があるので、ここなら相談できそうと思うところに話してみることをおすすめします。
相談することのメリットは一人で抱え込まずにすむことです。
一人で問題を抱え込むとストレスをため込み、解決に繋がらない可能性が高いです。
学校に行くことよりも、「まず誰かに相談する」を目標に行動してみることが解決に近づく第一歩ではないでしょうか。
おわりに 心と身体を守ること
先ほどから述べているように、「学校に行きたくない」と思ったり、不登校の状態になると自責の念や罪悪感に襲われることがあると思います。
しかし、そういう時だからこそ「好きなこと」をやることをおすすめします。
・好きなキャラの絵を描いてみる
・読めていなかった本を読んでみる
・好きなアーティストの曲を聴く
・最近できなかったゲームをする
趣味の活動に没頭することで、今までの学校のストレスから離れてみてはいかがでしょうか。
自責の念や罪悪感は少しでも脳裏によぎった時点で十分です。
思い込みすぎるとただのストレスへと変貌します。
実は、自分が不登校だった時は絶えず自責の念に駆られ、罪悪感がつきまとっている毎日でした。
ですが、フリースクールの余暇活動や家に帰ったあとに好きなことをやるときは何かから解放されたような気分でした。
ネガティブな気持ちに押しつぶされそうなときは没頭できることをする。
こうすることで、自分の大切な心と身体を守ることにつながるのです。
この記事を読んでくれたみなさんの将来が豊かになることを願っています。
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